多くのママ達を悩ませる夏の強力な紫外線
年々紫外線が強くなり、今では赤ちゃんのうちから紫外線対策を行う事が大切だと言われています。
日焼けは日光の紫外線で起こります。紫外線をたくさん浴びすぎると、
① しわやしみなどの皮膚老化を早める
② 将来、皮膚ガンを起こしやすくなる
③ 目の病気(白内障、翼状片、網膜のメラノーマというガンなど)を起こしやすくなるということがわかっています。
赤ちゃんのうちから、強い日焼けをしすぎないように注意してあげることは、生涯健康で過ごすために、とても大切なことです。
【日本小児皮膚科学会「こどもの紫外線対策について」より引用】
小さな赤ちゃんに日焼け止めって大丈夫なの?って心配になるママさんもいると思いますが、今では日焼け止めよりも紫外線を直接浴びる方が危険なんですよね。
赤ちゃんに日焼け止めが必要な事は分かった。
けど赤ちゃんって日焼け止め嫌がりません?
娘も赤ちゃんの頃は日焼け止めが嫌いでかなり苦戦しました(5歳になり現在は喜んで塗っています)
そこで今回の記事では『日焼け止めを嫌がる子供の紫外線対策』についてまとめて紹介します。
- 子供が日焼け止めを嫌がる理由
- 日焼け止め以外の紫外線対策
- 実際に使ってみた!嫌がりにくい日焼け止めと塗り方
なぜ拒否をする?子供が日焼け止めを嫌がる3つの理由
子供が日焼け止めを嫌がる多くの理由は3つ
- 塗り心地(気持ち悪い)
- 香り
- 洗顔
塗り心地が気持ち悪い
まず初めに、塗った後のベタツキやキシミが気持ち悪くて嫌がるパターン
特に赤ちゃん用の日焼け止めは紫外線吸収剤不使用の商品が多く、どうしても塗り心地が劣ってしまう傾向にあります。
皮膚の薄さが大人の半分ほどとも言われている赤ちゃんの肌、日常使いであれば紫外線吸収剤不使用の日焼け止めだと刺激が少なく安心です
なので紫外線吸収剤不使用の中で塗り心地が良いものを探してみましょう。
顔に塗った時の香りが不快
日焼け止めって独特の香りがしますよね。
この香りが苦手で日焼け止めを嫌がるお子さんもいます(ちなみに私の娘も香りにうるさいです)
- 無香性(香りの感じにくいもの)
- 柑橘系の香り
- ラベンダーの香り
- 石油臭い(粘土っぽい)
このように日焼け止めによって香りの種類や強さが全く変わってきます。
日焼け止めを選ぶときは塗り心地のほかに香りにも注目してみてくださいね。
石鹸を使った洗顔が苦痛
日焼け止めを選ぶときに忘れがちになる洗顔方法です。
日焼け止めを落とす方法は主に3つ
- お湯
- 石鹸
- クレンジング
なかでも赤ちゃんが使いやすいのはお湯で落とすタイプの日焼け止めです。
お湯で落とせるので赤ちゃんとママにストレスが少ないのはもちろん、「落とせてない!?」と感じた時に石鹸を使えるのが良い(日焼け止めを色々試していると「これ落ちてる??」と感じる事があるんですよね)
石鹸で落とせる日焼け止めだと、落とせてないと感じたらクレンジングを使うんですけど赤ちゃんの顔にクレンジングはなかなか難しい。
なので赤ちゃんの日焼け止めはお湯で落とせるものを選ぶのがオススメです。
なるべく簡単に日焼け止めを塗る方法
日焼け止め自体が嫌ではなく「ジッとして塗る行為が嫌だ!!」というお子さんもいます。
「歯を磨くのもご飯を食べるのも全部嫌だ!」と同じで、日焼け止めも素直に塗らせてくれないんですよね。
そんな時はお子さんの気が付かないうちに日焼け止めを塗ってしまいましょう。
- お昼寝中
- 抱っこ紐の中で
- 自分で塗らせる
- 紫外線の怖さを伝える(日焼け止めが大切だと伝える)
子供が気が付かない間(お昼寝中や抱っこ紐の中)に日焼け止めを塗ってしまいましょう。
また自分でやりたいという欲求がある場合は、少量の日焼け止めを手に出してあげて一緒に塗ってみるのも良いですね。
少し年齢が上がって話を理解できるなら「紫外線の怖さや日焼け止めの大切さ」を伝えてみるのもオススメです。
【赤ちゃんからOK】嫌がる理由をクリアした日焼け止め2選
日焼け止めを嫌がる3つの理由「塗り心地」「香り」「洗顔方法」
次はこの3つの嫌がるポイントをクリアした日焼け止めを紹介します。
- ファンケルベビーサンガード
- アノネベビートータルアウトドアUV
お湯で落とせる中でも塗り心地は最高!ファンケルベビーサンガード
2020年の10月に発売されたばかりのまだ新しい日焼け止め
ベタツキのない伸びの良い塗り心地、香りはほぼ感じられず顔に塗っても不快感がありません。
それでいてお湯でしっかり落とせる優れもの。
注意点はファンケルのベビーサンガードの推奨年齢は生後6ヶ月以上からということです。
さらに月齢の低いお子さんは新生児から使える日焼け止めを探してみましょう。
またお値段は決して安くはない(以前このサイトで比較したお湯で落とせる日焼け止め6種の中では中間ぐらいの価格)
お湯で落とせる日焼け止め | 内容量 | 価格 | 10gあたりの価格 |
---|---|---|---|
ファンケルベビーサンガード | 30g | 1,980円 | 660円 |
アノネベビートータルアウトドアUV | 50g | 2,618円 | 524円 |
アロベビーUVモイストミルク | 60g | 2,640円 | 440円 |
ノブUVミルクEX | 35g | 2,200円 | 629円 |
レイセラミルキーベビーUV | 45g | 3,300円 | 733円 |
また虫除け効果はありません。
純粋にお湯で落とせる塗り心地の良い日焼け止めを探している人にはオススメ出来る商品です。
購入できる場所は全国のファンケル販売店、もしくは楽天市場、Amazonなどの大手通販サイトでも取り扱いがあります。
▼より詳しいファンケルベビーサンガードのレビュー記事▼
1本3役をこなす日焼け止め!皮膚科医監修のアノネベビートータルアウトドアUV
こちらの日焼け止めも販売開始されてから1年足らずの新商品(2020年6月販売開始)
塗り心地はベタツキやキシミはほぼなし、香りは虫除け効果が期待できる天然アロマです。
落とし方もお湯で流すだけなので赤ちゃんでも安心
そしてアノネベビートータルアウトドアUV1番の魅力は価格が抑えられているのに1本3役こなす万能さです。
紫外線防止効果はもちろん、虫除け、大気の汚れから肌を守る効果も期待できます。
別で虫除けスプレーを買う費用も抑えられ、朝から虫除けと日焼け止めを塗る作業を回避!
ただ残念なのが実店舗での販売はないんですよね。
購入できる場所は公式オンラインショップ(初回は最安値)もしくは楽天やAmazonの大手通販サイトでも取り扱いがあります。
▼より詳しいアノネベビートータルアウトドアUVのレビュー記事▼
塗るのを嫌がる!日焼け止め以外の紫外線対策
ここまで日焼け止めを色々紹介しましたが、相手は子供
嫌がる時はとことん嫌がるんですよね(とても疲れますが・・)
そんな時は日焼け止め以外の紫外線対策も行って1日みましょう。
- 紫外線の強い時間帯を避ける
- 帽子やケープを使用する
- 室内遊びに変更する
1日のうちで紫外線が強くなる時間帯は午前10時から午後の2時の間です。
その時間帯を避けてお買い物や公園遊びをさせるのも立派な紫外線対策!
また帽子や抱っこ紐の場合はケープなど上手に利用して紫外線を浴びすぎないように気を付けましょう。